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VISIBLE SOUND
TOM REYES
TOSHINORI KONDO
photo by junichi numata
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VISIBLE SOUND”のコンセプトを創りだしたのは、音楽家と画家によるライブ・セッションであるということを述べるためだけではなく、アートの世界へこのムーブメントの存在を刻むためでした。つまり、ギャラリーやギャラリーオーナーによる作り込まれた世界を素通りし、『前衛』を公共の場へダイレクトに届けることを意味しています。20年前、私は自分自身の人生において、このようなライブ・セッションをしていこうと決意しました。長年に渡り、世界中で活躍する優れたジャズのアーティスト達とコラボレートできたことを感謝しています。”VISIBLE SOUND”は、画家と音楽家のもつスピリチュアルな力を、親密な関係性へと導きます。それは、即興の創造における無意識の旅路です。神秘的としかいうことのできないスピリチュアルな泉へ向けて注がれます。そして、このセッションの間に放たれたエナジーは、アートと称されるヴィジュアル・ドキュメントを最終的には残します。ハーモニーと色彩のリズムが織りなすドキュメントは、真実、情熱、恐れを知らない無意識の創造、ルールや芸術の制限がない創造的な誤解と結びつきます。それは、無意識により生まれるもので、このセッションのことを頭文字で、s.u.s.h.、“主観的潜在意識に存在する異説”と私は呼んでいます。主観的潜在意識とは、真の即興が宿るところです。つまり、心が静止した時間に浮かんだ幻想が成就するところです。

前衛にとっての正当性を確認することなどはめったにありません。しかしながら、世界の偉大なる音楽家が今まで誰も見たことのない”VISIBLE SOUND”に参加することにより、その正当性は立証されました。アーティスティックなコラボレーションにおいては、信頼と真実がベースとなっています。その規模において、”VISIBLE SOUND”そのものは、他者との関係性によって生まれた作品です。そして、”VISIBLE SOUND”はスタンダードであり、首位のレベルに位置するインタラクティブ・アートでもあります。

私自身は、近藤等則という、先進的な日本のミュージシャンと絵を描く機会に恵まれたことをとても嬉しく、幸運なことだと思っています。彼は、私も同様ですが、前衛の最前線にいて、話すことや、書くことを越えて、真実を探し、表現しようと深淵を見つめています。翻訳する必要もない、世界中を旅することができる言葉をもちいて。

トム・レイズ

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